いっとき避難場所

日々是好日

苦痛とパニック発作と記憶

何も、昔辛かったことを思い出さなくても

いま辛いことから逃げないでその感じをたしなめば良いのだろうと考えて、

今日は街中を散歩していた

苦痛や不安はあるのだが、何とかしようとか思わないでひたすら感じることにした。

 

その時は

辛いということは生きてることなのだとか考えていたけれど

帰ってからそれが、相当な負担だったなと思い知る

リパッティのピアノをかけて寝てたんだけど

アベルの音に聞こえて目が覚めた

同じ音がポンポンなっていたから

 

そういえば、わたし十代の頃に強迫神経症もあった。

母が階段を上がってくる。

トントン足音が聞こえる。また何か言われる、

ドアを突破して入ってくる、と考えると頭がおかしくなりそうで、頭の中にキラキラ刃物みたいなのが見える気がした。

部屋のドアの前にたんすやベッドを押し付けた。

夜中に玄関のドアが開いて侵入者がくるんじゃないかという恐怖に取り憑かれて、 なんども玄関のドアを確認しに降りたこともあったな。

お前おかしいんじゃないのかと父親に言われていた。

理屈で考えて、そんなに何度も確認する意味がない

玄関に待機して寝てみようかと思ったけど寒いし、行動が常軌を逸しているわけだから親に見つかったら何事かと思われるからやめようと思った。 恐怖は拭えないとして、侵入者の来る確率なんていったいどれだけよ、みたいな。

 

わたしは、母のところにたまにピアノを習いに来ていた自閉症のひとが、家のドアの鍵が開いてないか、帰りに外からガチャガチャとなんども確認しているのを思い出した。

あの人は何が怖いのかとかよくわからなかったけど、わたしは中から閉まっているのか確認しなければいけなくて、あの人は外から閉まっているか確認しなければならなかったから、

面白いものだなと今になれば思うんだけど、そんなこと言ってる場合じゃない。

そのほかにもいろいろあった。

 

そっか。

 

病院行ってた時に、カウンセリングから帰ってパニック発作を起こしたのだけど

あの時は、なんかあったら先生の所に行けば良いのだと考えたら、不安が治って発作が消えた。

たぶん、ちゃんと機能してたということなのか。

 

そう考えると、いっつもぼんやり考え事をしていた待合室が懐かしい。

戻りたいなあとなんとなく思うけれど、

…そこに、"もう二度と会わないでしょう"ってカウンセラーに言われた記憶とか、"先生が来ても良いっていったらまた来るつもりなのか"とか事務さんに言われた記憶が被さってくるから、罪悪感みたいなものとか怒りとかが沸き起こってくる。

わたしは安全基地を失ったわけだけど、仕方ないことだ。逆にいえば安心感があればでないんだろうな…。

 

 

しかしそれは本題とは関係ない

どうせ後半、カウンセリングは方向性を失っていたし。

わたしは、離人症が非常に苦痛で治したかったのだと思う。

 

わたしが、少しづつでもできることを模索していかないと、

わたしの元に現実は帰ってこないのだ。

 

十代の頃のパニック発作みたいなものは結構強烈で、それを何度か繰り返した後に離人症になった気がする。

最初に起こした時にびっくりして母のところに行ったのだけど、

夜だから明日の朝にしてと言われて、朝まで頭を抱えて唸ってたら、朝には治った。

朝方、

一体昨晩は何だったのかと言われたんだけどもう治ったから大丈夫、って話になった。

それから毎晩のように起こるんだけど慣れて、朝焼けにカラスが鳴く頃に発作が治るのが待ち遠しかった、な、と思いだした。

大学の時に、一回下宿(って言っても自分で働いて自立したんだけど)から家に戻った時に、頭が痛くてもう死ぬって思って、ソファで頭を抱えていた。

翌日脳外科に行ってMRとったんだけど異常がなくて、先生からデパスをもらった。

なんだけどなんでも全く効かなくて、そんな話を学校で友達としていたら、友達が一言、

"薬というのは医者にもらって飲むものではない

その薬だって一気に飲めば意識が飛ぶ"

みたいなことをいっていて、それで、わたしは薬を飲むのを辞めて、実家から下宿先に戻ったらそういう症状も消えて、デパスは効かないまんま捨ててしまった。

十年後わたしは、精神科医療に掛かってる人とよく話してたんだけど、デパス依存になった人をよく見た。デパス効かないっていってるひとはあったことがなかったので、わたしはいったい何なんだったんだろうなと思う。

そういえばわたし、麻酔も効きにくいのだ。

そのまま病院も行かなかったし、実家を離れただけでよかったか、離人症のほうが薬よりも効いたのかな?。よくわからない。

 

 そう、それで、

 

…安全基地がないならわたしは治さないのか?

なのだけれど、

 

わたしが発狂したらみんなに迷惑がかかるんじゃないかしらとか漠然と考える

 

…だけど、たぶん大丈夫だと思う。

一気には無理だ。

思い出せる範囲で少しずつ思い出す。

 

わたしは見通しが立たないので仮説を立ててやってみるしかない。

 

たぶん、これは筋肉痛みたいなもの。

そう考えると納得するじゃん。