いっとき避難場所

日々是好日

高く飛ばなくて良い

カウンセリング中の私はまるで、境界例の人だった。

あらゆるものに怒りっぽくなり、被害的にもなった。

朝から晩まで自分がなんでこんなことになったのかと、医者のことしか考えていないような状態であって、

子供の世話で否応無く時間を取られる少しの時間は別として、それ以外の時間はぼうっとして自分の人生がどこでおかしくなったのか、なにが原因だったのか、どうすれば転移が解けるのか、そればかり考えていた。

仕事は復帰して一週間で怒りまくって辞職を決めた。

 

そんな風に行動してことは過去には無く、

自分はおかしいと思ったが、自分でどうにもならなかった。

カウンセリングや病院以外何もかもが敵だった。

また、病院にしても、

何かが間違っていると頭のどこかで考えていて、

自分が執着しているだけで最後まで守ってもらえるとかなおしてもらえるとかとてもではないが思えず、ただ、どうにも執着が切れないため人生を諦めることで執着を切り捨てようとしていた。

 

そういうふうにカウンセラーにも言った。

"こんなに過敏ではとても普通に働くことはできないし、どうしてこんなに潰れてしまったのか、どうすれば復旧できるのかわからない。,

 

恐怖が強いだけ、怒りも強いのだ。

人の言葉や行動に対して反射的に怒りが湧くのは過去の出来事のフラッシュバックかもしれない。

 

そういう事柄にどう対処して行くかが問題なのだ

その人はひどいとか、あなたの旦那さんは甲斐性がないとか、カウンセラーは言ったけど、

原因を追求してもしかたないのである。

 

原因を追求するのはそれが今に至るまで、影響しているからだ。

同じ事柄は二度とおこらないのに、なぜ影響を及ぼしているのか?

その時の記憶や、感情が今の自分の行動を縛っていて、それが想起されるたびに何度も自分を苦しめるから。

トリガーになる行動から想起してしまうから。

…中途半端に想起を繰り返したところで良くなるわけがないのだと思う。

朝から晩まで考え続ければやがて疲れるというか他のことを自分がやっていることにも気がつく

やがて、それも尽きるのは間違い無い。

 

神経症で有ることのデメリットがメリットを上回ったときに、終わる

 

 

心というのはどうにもならない

おそらくここに、禅の老師がやってきてなにか高邁なことを言ったとしても(言わないものだと思われるが)、

"わかる時まではわからない"

のだ。

 

 

わたしが今日気づいたことは

高く飛ぼうとしなくて良いのだということ

 

良い仕事に就こうとか 活躍できるようになろうとか  考えなくてよい

その逆もしかりで、単調な仕事を探さないといけないとか、できない自分を認めて諦めるとか、

それもしなくて良い。

 

目の前に置かれているものをする

淡々と行う

 

疲れている日もあれば、やる気の出る日もあるが

淡々と行う。

考えなくて良い。

 

 

頓悟は一瞬だが

やるべきことが分かることと毎日それを行なっていることは違う

ゆえにおそらく後者は漸悟に近い形をとる

 

時間がかかる。