いっとき避難場所

人間万事塞翁が馬

入力作業と集中力

三年前にはじめて精神科にかかった時、

休職療養指示が長引いてあまりに暇だったため、古典のテキスト入力のボランティアを始めた。

その時の主治医にやっていいか聞いたら、良いと言われたので始めたんだけど、でも、途中あたりで調子が悪くなって、一日あたり、半ページも入れられない日が続いて、

とうとう全くできない状態になってしまった。

 

ある日それがどうなったかと医者に聞かれて、全く進んでないと答えたら、フンと笑われたのがなんとなくぐさっときたけど…

 

ま、そのくらいまで状態が落ちていたのだ。

医者は客観的にみているから笑えたんだろうけれど、別に入力がうまくいかなくても、そんなに人に迷惑かけるようなものでもないわけだから、もう少し優しくしてくれてもいいのにね。

と今なら思えるけど、当時は実際それどころではなくなっていた。

朝から晩まで治療のことしか考えられないし、なんとかしてそこから現実を取り戻そうと頑張っていろんなところに出かけてはみましたが。

無理だった。

 

とりあえずこういうのは理由とか、関係ない。

状態が悪くなっていたということしか言えない。

理由はいろいろあるのだと思うけれど、とにかく各種ストレスが精神を蝕んでいたということなんだと思う。

 

 

…それがだ。

今日、二年ぶりくらいにあらためて入力してみたら、

なんと、1日で5ページくらいできた。

これまでで一番たくさん入力できた。しかも変換できなかった漢字も見つけたし。

何気にこれは旧仮名遣いなので、いちいち漢字を調べてコピペして入れなければならないので面倒くさいのだが、なんて事だと思った。

 

今日は瞑想も終わったし、

後で子供が寝たらもう一度入力し直したら完成する。

 

不思議である。本当に不思議だ。

わたしはなんかおかしくなっているかもしれないとすら思う。

 

そんなら、リアルに必要な、仕事を探したりすることについてどうなんだと言われると、

今度は、"ぴったりこない"という感覚の前で足踏みしてしまって、進まない状況だ。

それでも足掻いてるけど、どうなんだろう。