いっとき避難場所

人間万事塞翁が馬

小学校四年の夏休み

いまのわたしはまるで、夏休みの四年生みたいだなあと思う。

 

四年生のわたしは別荘に行って洋裁して木に登ってぼんやりして、本を読んでいる。

父母は弟と家にいる。

弟が自然学校とか、学校の行事とかで母と一緒にいる時間が長くて、わたしは祖父母と一緒に別荘にずうっといた。

あと、父方の祖母が癌で闘病していたので介護も必要だったらしい。

 

勉強は嫌いじゃないし、オールAだったけど、計算が苦手だしあんまりやらなかった。

友達はいじめるからもとより遊ぶ人がいなかったけど(私立だからみんな遠いからピンポンして会おうとかできなくて、約束しないと待ち合わせもできない)

 

小学校四年の夏休みは、わたしにしてみれば脅やかすものの少ない時間であったかと思う。