いっとき避難場所

人間万事塞翁が馬

言われたこと

思い出すたびに絶望的に鬱になる

 

フラッシュバックみたいに上がってくるんだけど

 

要はこれに固着しちゃってるというか

とらわれている

 

わたしは居場所がなかった

家庭では離婚の話が進み

仕事はやめて

友達に誘われたものも全部断ってバイトに入った

 

隣の席の事務の人には

患者をバイトにするなんておかしい、といわれて、引き受けたことを謝った

そうしたら、患者さんの方が先生よりまともです、と言われた

カウンセラーからは

カウンセラーは医者にいえないから自分からカウンセリングを断ってほしい、

二度とお目にかかることはない、どうせべつのところにかかっても、一から話は聞くから紹介状は取らないでいい、といわれた。

最後にランチの笑い物だといわれた。

(カウンセラーの言ってることは筋道としては間違ってはいないと思う)

 

電話の受付をするよういわれたが

電話なんて大してかかってこない。

何かミスをすると事務さんから、だから患者は、みたいな目で見られるのがこわくてびくびくしていた。  

電話がない間なにもすることがないといったら、働き者なんですねえ、といわれた。

それで、書類をハサミで切断するようにいわれたから

ずっとシュレッダーのかわりにハサミで打ち損じた処方箋を切っていた

人差し指と中指に血豆ができて出血した。

それで、仕方ないから千円くらいのパーソナルシュレッダーを買って病院の床で回していたけど

音がするからやめるよういわれて

後から聞いたら、シュレッダーはあって、昼休みとかにやればいいのに誰もやらないから溜まっていただけだった

 

別の仕事をしたいと医者にいったら、なにがしたい?といわれたので

ハサミで書類を切り続けたら指を怪我したから、私物のシュレッダーを持ち込んだけど、うるさいといわれたので他にやることもない

カルテのシールを貼るようにいわれたけど千枚分くらい貼ってしまってシールがもうなくなってしまった。

 

ハサミは今使えないし、それ以外ならなんでもやると言ったのでカルテの並べ替えをすることになった。

 

2ヶ月先まで予定を出すようにいわれたけど

その後のことなんてなにも分からなかった

 

そうして、来週までだと突然知らされて

パニックになった

 

全てが怖かった

もう、家庭もぐちゃぐちゃで定職もなくて、友達にも通院先でバイトしてるとか言えない

言った友達にはなんだそれと笑われた

通院以外もうなにもなかった。

 

医者から見捨てられることも怖かったし

その場の状況も怖かった

未来もどうなるか分からず

とりあえず先生の役に立つことをできる限りやろうと思って

キッチンのライターとか落ちてる薬の処分とか

掃除とか、カルテの整理をしていた

  

ひたすらに不安だったのだ。